d Wi-Fiがドコモユーザー限定に。非契約者向けに新たなWi-Fiサービスを2026年度提供
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。

ドコモが無料Wi-Fiサービス「d Wi-Fi」のサービス改定を行います。
これにより、ドコモ回線の契約が必須となり、ドコモ回線を契約していないユーザーは2025年12月からサービスを利用できなくなります。
なお、ドコモ回線を契約していない場合は、2026年度内に提供される「d Wi-Fi都度利用機能(仮称)」を利用することでWi-Fiサービスを利用できます。
d Wi-Fi都度利用機能は、d Wi-Fiの契約不要で、dアカウントがあれば、利用できる新しいWi-Fiサービス。
SSIDは同じ0000docomoで提供されますが、d Wi-Fiとの大きな違いとして、回数・時間制限が設定されます。
制限内容についてドコモは「1日あたりの利用回数と時間に制限がある」と案内しています。無料のWi-Fiサービスでは、一定の利用時間を超えると再接続が必要になることがほとんどですが、新たなサービスでは1日単位で制限がかけられることになります。
- d Wi-Fiスポットに入る
- 設定画面で「0000docomo」を選択
- 「d Wi-Fi」をタップ
- dアカウントID、d Wi-Fiパスワードを入力
- d Wi-Fi設定サイトで取得可能
- 利用規約を確認後、「利用規約に同意する」にチェックして「ログイン」をタップ

なお、2025年12月のd Wi-Fi提供終了から2026年度内の開始までに期間が空けられますが、既に「d Wi-Fi」を契約している場合は、2025年12月(予定)からd Wi-Fi都度利用機能の先行提供を行うとのこと。
また、d Wi-Fi利用時に有害サイトへのアクセスを制限する「コンテンツフィルタオプション」も2025年12月に提供を終了します。
提供終了後は、ドコモが提供する「フィルタリングサービス」や、AppleやGoogleが提供するフィルタリングサービスの利用を推奨しています。
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