LINE Payの残高をPayPayの残高に移行する方法。移行しなかった残高はどうなる?
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。

スマホ決済サービスの「LINE Pay」が2025年4月30日までにサービスを終了します。
余っているLINE Payの残高をどうやって使い切ろうか頭を悩ませていた人も多いかと思いますが、1月27日からPayPay残高に移行できるようになりました。
この記事では、LINE Payの残高をPayPayの残高に移行する方法をまとめています。
LINE Payの残高移行とは
2025年1月27日から4月23日23時59分まで、LINE Payの残高をPayPayの残高に移行することができます。
LINE Payの残高には「LINE Pay残高」と「LINE Payライト残高」があり、PayPayの残高には「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」があります。
残高の移行額は1日1回2万円、合計10万円までの上限があります。移行額の指定はできず、保有金額が2万円未満の場合は全額が移行されます。また、LINE Pay残高よりもLINE Payライト残高が優先的に移行されます。
PayPayマネーとPayPayマネーライトの違いは何?
PayPayマネーは本人確認が必要なPayPayの残高です。
PayPayマネーライトは本人確認不要で利用できますが、自治体への請求書払いや銀行口座への送金ができず、加盟店がマネーライトでの支払いを受け付けていない場合がある、といった制約があります。
PayPayマネーへの移行には本人確認が必要
利用可能な取引が多く、より価値の高いPayPayマネーに移行するには、LINE PayとPayPayの両方で本人確認を行い、「LINE Pay残高」を移行する必要があります。
残念ながら「LINE Payライト残高」は本人確認の有無に限らず、PayPayマネーに移行することはできません。なお、LINE Payの本人確認はすでに終了しているため、これから本人確認することはできません。

残高を移行しないとどうなる?
LINE Payの残高を移行しなかった場合や、移行上限となる10万円を超える残高については、資金決済法第20条第1項、および第61条第5項に基づいて銀行口座への払い戻しが予定されています。
その際の振込手数料は無料と案内されています。
また、本人確認済みのLINE Payアカウントでは、LINE Payの残高を銀行振り込み、またはセブン銀行ATM、登録の銀行口座からの出金が可能です。期限は2025年4月末までとなっています。
LINE Payの残高をPayPayの残高に移行する方法
LINE Payの残高をPayPayの残高に移行するには、LINEのウォレットタブから以下の手順で行います。
- LINEを起動して「ウォレット」タブに移動して右上の「v」をタップします
- 「残高移行」に進みます
- 注意事項を確認して「許可する」を押します
- 「次へ」ボタンをタップして利用規約に同意します
- PayPayが起動したら「上記に同意して続ける」をタップします
- LINE Payに戻ったら移行する残高を確認して画面をスクロールします
- 上記すべてに同意して移行するにチェックして「移行する」をタップします
- 「XXX円を移行する」ボタンをタップします
- 残高移行の内容を確認して「支払う」ボタンをタップします
- 以下の画面が表示されたら残高の移行は完了です
コメントを残す