ベータ版のiOS 26をiOS 18に戻す方法。データが消えるなど注意点まとめ

Appleが2025年秋の正式公開に向けて、ベータ版の「iOS 26」を公開しています。

ベータ版の導入手順については、こちらの記事にて画像付きで詳しくまとめていますが、ここではベータ版から正式版に戻す手順を解説しています。

ベータ版を導入したものの、動作が不安定で元に戻したいと思った方はぜひ、この記事を参考にしてください。データを元に戻す方法もわかりやすくまとめています。

ベータ版のiOSを正式版に戻す

詳しい手順の前に簡単な作業の流れと、注意点を確認しておきましょう。

ベータ版から正式版に戻すときの注意点はデバイスが初期化されることです。

バックアップがある場合はデータを元に戻すことができますが、ベータ版の使用中に作成したバックアップは使えない場合があります。

これから正式版に戻そうとしているなら遅いかもしれませんが、これからはベータ版のインストール時に必ずバックアップを取っておくようにしてください。

iPhoneをリカバリモードにする

Macを最新版にアップデートしたら、iPhoneを接続して以下の手順にそってリカバリモードにしましょう。

iPhoneをリカバリモードにする
1. 音量を上げるボタンを押してすぐに放し、音量を下げるボタンを押してすぐに放したら、リカバリモードになるまでサイドボタンを押し続けます
2. 電源ボタンと音量ダウンキーを同時に押してAppleロゴが表示された後、リカバリモードになったらボタンを離しましょう
3. 電源ボタンとホームボタンを同時に押してAppleロゴが表示された後、リカバリモードになったらボタンを離しましょう

iOS 18をダウンロードする

次にiOS 18をiPhoneにダウンロードします。このときiPhoneが初期化されますが、バックアップがある場合は次の手順でデータを復元できます。

以下の手順を実行してもベータ版から戻らなかった場合は、もう一度、リカバリモードからやり直してください。

MacにiOSをダウンロードする
1. “iPhoneを信頼しますか”と表示されたら「信頼」をクリックします
2. 「復元」をクリックします
3. 復元が表示されない場合は「iPhoneを復元...」をクリックします
4. 「復元とアップデート」をクリックします
5. 復元内容が表示されたら「次へ」をクリックします
6. 規約を確認して「同意します」をクリックします

バックアップからデータを復元する

ベータ版をインストールする前のバックアップがある場合は、以下の手順でデータを元に戻すことができます。

iPhoneをバックアップデータから復元する
1. iPhoneが再起動したら、画面を上にスワイプしてセットアップを開始します。
2. 言語選択で「日本語」を選択します
3. 国または地域選択で「日本」を選択します
4. 外見の設定画面が表示されたら「続ける」をタップします
5. 以下の画面が表示されたら「もう一方のデバイスなしで設定」をタップします
6. 「あとで“設定”でセットアップ」をタップします
7. Wi-Fiを選択します
8. Wi-Fiのパスワードを入力しましょう
9. 「パスコードでロックを解除しますか？」をタップします
10. 「デバイスのパスコードを使用」をタップします
11. パスコードを入力してロックを解除します
12. データとプライバシーの設定画面が表示されたら「続ける」をタップ
13. iPhoneを使用する人の年齢範囲を選択します
14. Face IDまたはTouch IDの設定を開始します
15. パスコードを2回入力して設定を完了します
16. “アプリとデータを転送”画面にて復元方法を選択します
17. iCloudバックアップを利用するならApple IDでログインします
18. 利用規約が表示されたら「同意する」をタップします
19. バックアップを選択して「続ける」ボタンをタップします
20. 「続ける」をタップしたら画面の案内に従ってセットアップを完了させてください

ベータ版の削除を確認する

最後に以下の手順でベータ版が削除され、正式版に戻っていることを確認してください。

バージョンを確認する
1. iPhoneの設定画面を表示して「一般」に進みます
2. 「情報」を選択します
3. iOSバージョンを確認します