iPhone 16シリーズのUSB-C充電器とケーブルはどれがいい?おすすめと選び方を徹底解説

Yusuke Sakakura

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ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。

2025/02/24 18:50
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iPhone 16シリーズのUSB-C充電器とケーブルはどれがいい?おすすめと選び方を徹底解説

iPhone 16シリーズは、2025年に新たなファミリーとして「iPhone 16e」が登場したことで、ラインナップがさらに充実しました。

iPhone 15シリーズから、充電端子がLightningからUSB-Cに変更されており、これまでのLightningケーブルや、これまでの充電器が使えない場合があります。

そこで、この記事では、iPhone 16シリーズで使えるおすすめのUSB-C充電器や、iPhone 16 / 16 Proで利用できる高速転送、映像出力対応のケーブルなど、最適なアクセサリを紹介します。

古い充電器は買い替え推奨

iPhoneでは、2020年発売のiPhone 12シリーズから充電器が同梱されなくなりました。

iPhone 16シリーズのパッケージには、充電器は含まれておらず、同梱されているのはUSB-Cの充電ケーブルのみです。

iPhone 16の同梱物
iPhone 16の同梱物

従来のiPhoneに同梱されていた充電器は、iPhone 11 Proを除きUSB-A端子のため、iPhone 16シリーズ付属のUSB-C充電ケーブルをそのまま使うことはできません。

古いiPhoneに同梱されていた充電器
古いiPhoneに同梱されていた充電器

Appleが販売するApple公式サイトを使えば、USB-A – Lightningケーブルを引き続き利用できますが、古い充電器は出力が低く、充電時間が長くなるため、買い替えを推奨します。

充電器と充電ケーブルの選び方

iPhone 16シリーズの充電器や充電ケーブルを選ぶ際は、以下の2点を確認しましょう。

  • 端子の種類
  • 対応する出力

端子の種類を確認する

まず、充電器とケーブルがUSB-Cに対応しているか確認しましょう。

充電器側の端子は、以下の写真のように四角い形がUSB-A、丸い形がUSB-Cです。

充電器/モバイルバッテリーのUSB-A端子とUSB-C端子
充電器/モバイルバッテリーのUSB-A端子とUSB-C端子

また、ケーブルもUSB-C端子であることを確認しましょう。

ケーブルのUSB-C端子
ケーブルのUSB-C端子

USB-C端子の出力を確認する

Appleは公式サポートページで、「iPhone 12以降を高速充電するには、20W以上の電源アダプタが必要」としています。

筆者はiPhone 16 Proにて、30W以上の出力に対応することも確認しています。

ただ、Appleが公式に定義する高速充電の基準は「30分間で約50%まで充電」であり、これを実現するには最低20W以上の電源アダプタが必要ということでしょう。

対応出力の選び方
  • 20W以上の充電器→コスパ重視で高速充電したいならこっち
  • 30W以上の充電器→最高出力で充電したい、将来的な出力向上も見越すならこっち

また、充電ケーブルも20W以上の出力に対応していることを確認しましょう。

iPhone 16シリーズにおすすめの充電器と充電ケーブル

Apple純正の電源アダプタと充電ケーブルが最も無難な選択ですが、サイズが大きく、重く、プラグも折りたためず持ち運びには不便です。

ここでは、コストパフォーマンスに優れたおすすめの充電器やケーブルを紹介します。

短時間でiPhoneをフル充電、高速充電対応の充電器

Apple純正よりも4割安い高速充電器「Anker Nano Charger (20W)」

コスパ重視なら「Anker Nano Charger (20W)」がおすすめです。

価格は1,690円と、Apple純正の充電器に比べて4割も安く、昔のiPhoneに付属されていたサイコロタイプの充電器よりも最大3倍速く充電できます。さらに、一般的な20W出力の充電器よりも45%小型化され、持ち運びにも最適です。

1ポートなら「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」

30W出力で持ち運びやすい折りたたみプラグ付きの「Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)」もおすすめです。

一般的な30W充電器よりも70%も小型で、旅行や外出時にも便利です。

充電端子は1つですが、iPhoneのほかにiPadやモバイルバッテリーなどを同時に充電する必要がないのであれば、これで十分です。

45W出力なら「Anker 313 Charger (Ace, 45W)」

AppleはiPhone 16シリーズの最大充電出力を公表していません。

事前の情報では、最大39W〜45Wとされていましたが、実際のテストでは、30Wを超えるのはゲームプレイ時やベンチマーク実行時など一部のケースに限られます。

「Anker 313 Charger (Ace, 45W)」は、超が付くコンパクト設計ながら45Wの高出力に対応しており、iPhone以外のデバイスも充電したい人向けです。

Anker 313 Charger (Ace, 45W)
Anker 313 Charger (Ace, 45W)¥ 3,490Anker 313 Chargerは、Galaxy S24シリーズをはじめとするPPS対応スマートフォンに最適な急速充電器です。最大45Wのパワーで、例えばGalaxy S24 Ultraなら1時間足らずで満充電可能です。また、シリコンに代わる次世代素材GaNを採用することで、一般的な45W充電器より約35%小型化を実現。折りたたみ式プラグも付いており、持ち運びにも便利です。多重保護システムと国際安全基準への準拠により、高い安全性も確保されています。旅...

同時に高速充電なら「Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)」

iPhoneだけでなく、iPadやモバイルバッテリーを同時に充電することが多いなら「Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)」や「Anker 521 Charger (Nano Pro)」がおすすめです。

どちらも価格は同じですが、違いは充電出力と大きさにあります。

単ポート充電時
  • Anker 523 Charger:最大47W出力
  • Anker 521 Charger:最大40W出力
2ポート同時充電時
  • Anker 523 Charger:最大27W + 27W出力
  • Anker 521 Charger:最大20W+20W出力

重さはほぼ同じですが、Anker 521 Chargerの方が体積比で16%小さく、コンパクトさを重視するならこちらが良い選択肢です。

Anker 521 Charger (Nano Pro)
Anker 521 Charger (Nano Pro)¥ 3,990驚異の充電力を誇るAnker 521 Charger (Nano Pro)で、2台同時に急速充電が可能!USB PD対応の2ポートから最大40W出力を実現し、スマートフォンやタブレットを最大3倍速く充電します。iPhone 16シリーズにも対応し、0%から30分で急速充電が完了。コンパクトなデザイン(幅約3.4cm、高さ約3.5cm)で、限られたスペースでも使いやすく、持ち運びに便利です。さらに、ActiveShield️の保護技術で安全性を確保し、あなたのデバイスを...

高速充電可能なUSB-C搭載モバイルバッテリー

モバイルバッテリーも選ぶ際も、20W以上のUSB-C対応製品を選びましょう。

Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)

特におすすめなのが「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」です。

USB-C端子を内蔵しているため、ケーブルを持ち運ぶ必要がなく、そのまま充電可能。もちろん高速充電にも対応しています。

Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)
Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)¥ 3,490USB-C端子一体型のモバイルバッテリーです。ケーブルレスで充電しながらスマホを操作可能。USB-C端子は折りたたんで収納できます。バッテリー容量はスマホを約1回分充電できる5,000mAh。最大22.5W出力でiPhone 15も高速充電できます。側面にはUSB-C端子を搭載→スマホとイヤホンなど2つを合計最大18Wで同時充電できます。さらにパススルー充電対応で、バッテリーを充電しながらスマホも充電可能。ケースをつけたままでも利用でき...

Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)

また、薄型で大容量、かつ高速充電対応の「Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)」もおすすめです。

充電端子やケーブルは内蔵されていませんが、ケーブルを持ち運びできるストラップがついているため、ケーブルを忘れる心配がなくなります。

Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)¥ 3,490世界で600万台以上を売り上げたAnker PowerCore 10000の次世代モデル。iPhone 15を約2回充電できる10,000mAhの大容量バッテリーを薄型ボディに搭載。スマホと重ねて充電するのも便利です。前面には残量を確認できるモニターを搭載。充電ケーブルをストラップとして持ち運べるのでケーブル忘れがなくなります。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)

「Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)」は、ケーブル内蔵・高出力・大容量の3拍子を揃えながら5,000円台という驚異的なコストパフォーマンスを誇るモバイルバッテリーです。

10,000mAhのバッテリーを搭載し、iPhone 16を1回以上フル充電可能。Xiaomiのハイパーチャージ対応スマホなら最大120W出力に対応し、iPhoneも含む、その他のデバイスも最大65Wで充電できます。

さらに、最大120W出力の内蔵USB-Cケーブルと、最大45W対応のUSB-C端子を使って、2台同時に最大165W出力が可能です。

Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)
Xiaomi 165W Power Bank 10000mAh (Integrated Cable)¥ 5,480発売から完売続きの大人気モバイルバッテリー。最大120W出力のUSB-Cケーブル内蔵で、外出先でも超高速充電。ケーブルを持ち運ぶストレスなし。大きさはレッドブル缶とほぼ同じ。Xiaomi以外のスマホも最大65W出力で充電できます。

モバイルバッテリー+充電器の便利な2in1

充電器とモバイルバッテリーを1台にまとめて荷物を少なくできる2in1タイプもおすすめです。

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)

製品の特徴
  • 充電器モード:最大30W出力
  • モバイルバッテリーモード:最大22.5W出力
  • ポーチやミニバッグにも収まるコンパクトサイズ
  • カラフルな4色展開
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W)¥ 5,490スティック型の2in1充電デバイス。最大30W出力のUSB充電器としてMacBook Airを充電したり、モバイルバッテリーとして最大22.5W出力でスマートフォンを充電できます。バッテリー容量は5000mAhでiPhone 14などのスマートフォンを約1回充電できます。全6色のカラフルラインナップです。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)

製品の特徴
  • 充電器モード:最大45W出力
  • モバイルバッテリーモード:最大20W出力
  • 同時充電時:充電器モードでは合計45W、モバイルバッテリーは合計18W出力
  • 複数のデバイスを充電するならこれがおすすめ
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)¥ 8,990約20%も小型化されたボディにMacBook Airも充電できる最大45W出力のUSB-C端子を2つ搭載。コンセントに挿して充電できるだけでなく、5,000mAhのモバイルバッテリーとして使える便利な2in1の製品がブラック、ホワイト、パープル、グリーン、ブルーのカラフルなラインナップで登場です。2022年発売

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

製品の特徴
  • 10,000mAhの大容量バッテリー搭載
  • USB-Cケーブル内蔵で、ケーブルを忘れてもあんしん
  • 内蔵ケーブルは255mmと長めで使いやすい
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)¥ 7,990「Anker Power Bank」は、一台でモバイルバッテリー、USB急速充電器、USB-Cケーブルの役割を果たす便利なハイブリッドガジェットです。最大30Wのパワフル出力で、iPhone 16シリーズやMacBook Airも楽々充電。コンパクトながら10000mAhの大容量を備え、持ち歩きにも最適です。充電忘れを防ぐ便利な機能付きで、コンセントに挿すだけで本体も充電されます。幅広いデバイスに対応し、旅行やビジネスでの必需品です。

Apple純正よりもコスパの良い充電ケーブル

Apple純正のUSB-Cケーブルは2,780円とかなり高額なので、サードパーティの充電ケーブルをおすすめします。

安くて丈夫な充電ケーブル「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-C」

中でも筆者が愛用しているのが「Anker 543 エコフレンドリー USB-C & USB-C ケーブル」です。

価格は1,000円未満ながら約20,000回の折り曲げに耐える耐久性を誇り、ケーブルをまとめられるストラップも便利です。

対応出力は100Wで十分。ただし、転送速度は480Mbpsのため、iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxの10Gbps高速転送には対応していません。

絡まない充電ケーブル「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C」

カバンやポーチの中でケーブルが絡むのが気になる人には、「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C」がおすすめ。

柔らかい質感でモバイルバッテリーなどに巻きつけても絡みにくく、取り出しもスムーズ。全7色のカラフルなケーブルで、充電器やモバイルバッテリーと色合わせも楽しめます。

対応出力は100W。転送速度は480Mbpsのため、iPhone 16 Pro / 16 Pro Maxの10Gbps高速転送には対応していません。

高速転送・映像出力に対応したケーブル

iPhone 16e / 16 / 16 PlusはUSB 2.0仕様のため、転送速度は最大480Mbpsです。

一方で、USB3仕様のiPhone 16 Pro / 16 Pro Maxの転送速度は最大10Gbpsに対応しており、大量のRAWデータや動画もスピーディに転送できます。

外部ディスプレイにiPhoneの画面を出力したい場合、USB 3.2またはThunderbolt 3以上のケーブルが必要になります。

おすすめは手ごろな価格の「Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル」です。

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