何が違う?Nothing Phone (3a)と(3a) Proを徹底比較

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。

2025/03/05 15:34
アフィリエイト広告を使用しています
何が違う?Nothing Phone (3a)と(3a) Proを徹底比較

Nothingが手ごろな価格帯のスマートフォン、Nothing Phone (3a)シリーズを発表しました。

今作のaシリーズは「Nothing Phone (3a)」と「Nothing Phone (3a) Pro」の2機種をラインナップ。

チップや画面の大きさは同じですが、デザインやカメラの性能に大きな違いがあります。

この記事では、通常モデルとProモデルを徹底比較し、何が違うのか、本当にProを選ぶべきかを解説します。

Nothing Phone (3a)と(3a) Proを比較

Nothing Phone (3a) Nothing Phone (3a) Pro
価格 $379 $459
カメラ より良いセンサーと手ぶれ補正
ズーム性能 光学2倍/ロスレス4倍/ウルトラ30倍 光学3倍/ロスレス6倍/ウルトラ60倍
メモリと容量 8+128GB / 12+256GB 12+256GB

デザインの違い

Nothingの特徴であるスケルトンデザインは両機種とも継承。細かいラインや基盤風のパターンが透けて見えるデザインで、通知や着信時に光るGlyphインターフェースの構成も同じです。

Nothing Phone (3a)Nothing Phone (3a) Pro
左:Nothing Phone (3a)、右:Nothing Phone (3a) Pro

しかし、カメラユニットのデザインは大きく異なります。

シンプルでより万人受けしやすいデザインのPhone (3a)に対して、Phone (3a) Proは、強烈な印象を与える丸型の巨大なカメラユニットを搭載しています。

カラーバリエーションにも違いあり、Phone (3a)がブラック・ホワイト・ブルーの3色。Phone (3a) Proはグレーとブラックの2色から選べます。

カメラ性能の違い

Nothing Phone (3a)Nothing Phone (3a) Pro
左:Nothing Phone (3a)、右:Nothing Phone (3a) Pro

どちらもトリプルカメラを搭載していますが、カメラの性能には大きな差があります。

イメージセンサーと手ぶれ補正

特に望遠カメラのセンサーに違いがあります。

Phone (3a) Proのイメージセンサーは、世界的に評価の高いSony製を採用。Phone (3a)に比べて約1.8倍のセンサーは、より多くの光を取り込めるため、夜間や暗い場所でも明るくノイズの少ない写真を撮影できます。

ズーム撮影をサポートする手ぶれ補正にも違いがあります。

電子式のみのPhone (3a)に対して、Phone (3a) Proは電子式と光学式も組み合わせることで、よりブレにくいカメラになっています。

フロントカメラもPhone (3a) Proは約1.7倍大きなセンサーを搭載し、自撮りやグループショットを高画質に撮影可能です。

Nothing Phone (3a) Nothing Phone (3a) Pro
望遠カメラ
  • Samsungのイメージセンサー
  • 絞り値 ƒ/2.0
  • 視野角 49.5°
  • ピクセル幅 0.64μm
  • センサーサイズ 1/2.75インチ
  • 電子手ぶれ補正
  • Sony LYTIA 600
  • 絞り値 ƒ/2.55
  • 視野角 33.6°
  • ピクセル幅 0.8μm
  • センサーサイズ 1/1.95インチ
  • 光学および電子手ぶれ補正
ズーム性能 光学2倍/ロスレス4倍/ウルトラ30倍 光学3倍/ロスレス6倍/ウルトラ60倍
フロントカメラ
  • 32MP
    • Samsung
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 89°
    • ピクセル幅 ??
    • センサーサイズ 1/3.44インチ
  • 32MP
    • Samsung
    • 絞り値 ƒ/2.2
    • 視野角 81.2°
    • ピクセル幅 ??
    • センサーサイズ 1/2.76インチ

ズーム性能

望遠カメラはイメージセンサーに加えて、ズーム性能にも大きな違いがあります。

Phone (3a)の光学2倍の望遠カメラを搭載。対するPhone (3a) Proは光学3倍のペリスコープ望遠カメラを採用しています。

Nothing Phone (3a)
  • 光学2倍ズーム
  • ロスレス4倍ズーム
  • 最大30倍ウルトラズーム
Nothing Phone (3a) Pro
  • 光学3倍ズーム
  • ロスレス6倍ズーム
  • 最大60倍ウルトラズーム
  • ソニーのイメージセンサー

デジタルズームは画像を引き伸ばすため、画質が劣化しますが、Nothing Phone (3a)シリーズは、50メガピクセルの高画素センサーを活用し、中心部を切り抜くことで光学レベルの画質ーーロスレスズームに対応。

特にPhone (3a) Proは、より高倍率のズームに対応し、より遠くの被写体も鮮明に撮影できます。

まとめ:購入の決め手はデザインとカメラ

Nothing Phone a-Seriesは、ハードウェアのスペックよりもユーザー体験を重視する人に最適なスマートフォンです。

Nothing Phone (3a)は、まさにそのようなスマートフォン。対するNothing Phone (3a) Proは、カメラもしっかり楽しみたい人向けのモデルです。

  • Nothing Phone (3a) → コストを抑えながら Nothing のデザインや操作感を楽しみたい人向け
  • Nothing Phone (3a) Pro → カメラ性能を重視し、より本格的な撮影を楽しみたい人向け

最終的には、デザインとカメラ性能の違いが購入の決め手になるでしょう。

Nothing Phone (3a) ProはFeliCa非対応?

なお、Nothing Phone (3a)シリーズの日本向け仕様はまだ正式発表されていませんが、eSIM対応は確定しています。

特にPhone (3a)については、日本版限定でeSIM対応が発表されました。

一方、FeliCaについてはPhone (3a)のみ対応する可能性があります。正式な発表を待つ必要があります。最新情報が入り次第、追記します。

Nothing Phone (3a)
Nothing Phone (3a)$ 379Nothingのデザイン哲学を手ごろな価格で体験できるNothing Phone (3a) は、Snapdragon 7s Gen 3を搭載し、前世代比で25%の高速化を実現。カメラは広角50MP・望遠50MP・超広角8MPのトリプル構成で、光学2倍ズーム・30倍ウルトラズームに対応し、遠くの被写体も鮮明に捉えます。シリーズ最大の6.77インチディスプレイは屋外でも高い視認性を確保。さらに、AIを活用した「Essential Space」機能を搭載し、AIで情報を整理・記憶する...
Nothing Phone (3a) Pro
Nothing Phone (3a) Pro$ 459Nothing Phone (3a) Pro は、よりプロ仕様の撮影を実現するペリスコープ望遠カメラを搭載し、光学3倍ズーム・60倍ウルトラズームに対応。強化されたShake-free光学手ぶれ補正とAIプロセッシング技術で撮影のクオリティも向上しています。プロセッサにはSnapdragon 7s Gen 3 を採用し、最大20GBのメモリブースターでマルチタスクも快適。シリーズ最大の6.77インチ有機ELと1000Hzタッチサンプリングレートで、ゲームや動画視聴も...

投稿規約
  • チャットサポートではないので質問は必ず記事を読んでから投稿してください。
  • 迅速な回答のために、質問する際は状況を細かく書いてください。最低限、画面にどういったメッセージが表示されているのかは必要です。
  • コメントに誹謗中傷を含む場合は、発信者情報開示請求を行います。
  • 攻撃的・侮辱的・過激・不快な表現を含む場合はIPアドレスを公開します。
  • VPNを使った書き込みおよび連投は承認されません。

コメントを残す

(任意)