ドコモのいつでもカエドキプログラムとは?メリットやカエドキプログラム+との違いを比較

Yusuke Sakakura

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ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。

2025/01/22 2:33
ドコモのいつでもカエドキプログラムとは?メリットやカエドキプログラム+との違いを比較

物価高や円安、総務省による割引規制によって高額化したスマートフォン。各キャリアは少しでも買いやすくするために端末購入サポートプログラムを提供しています。

ドコモが提供しているのは「いつでもカエドキプログラム」と「いつでもカエドキプログラム+」の2種類。

この記事では、それぞれの端末購入サポートプログラムの内容と違いを比較して解説します。

いつでもカエドキプログラムとは?

いつでもカエドキプログラムとは?

以前は機種変更など端末の買い替え時に下取りに出すことで、新しい機種を安く購入していましたが、端末価格が高額化したこともあって、毎月の支払額が多くなり端末が購入しにくくなりました。

そこで登場したのがいつでもカエドキプログラムです。

端末価格から買取予想価格(残価)を差し引き、24回で分割した金額を毎月支払うことによって負担を減らすことができます。

端末を返却すれば、残りの額を払う必要はありません。24回の支払い後も端末を買い替えずに使い続ける場合は、残りの金額を一括で支払うか、さらに分割して支払いを続ける必要があります。

いつでもカエドキプログラムはドコモと契約している必要はなく、誰でも利用できます。

例えば、格安SIMを利用している人やauを契約している人がドコモオンラインショップでiPhone 16をいつでもカエドキプログラムで購入することも可能です。

いつでもカエドキプログラム+とは?通常版との違いまとめ

いつでもカエドキプログラムは、2年後の端末返却を想定しているのに対して、プラスの付いた「いつでもカエドキプログラム+」は毎年買い替える人を想定したプログラムです。

通常のプログラムは、22ヶ月目までに返却すると残価分の免除と毎月割引の特典が適用されます。つまり、購入から1年後に端末を返却しても24回分を支払い終えるまでは端末代金の支払いが続きます。

対していつでもカエドキプログラム+は、22ヶ月目までに返却すると残価分に加えて、毎月支払う端末代金(分割支払金)も不要になるため、端末を返却した時点で端末代金の支払いがなくなります。

ただし、いつでもカエドキプログラム+の特典を利用するには、12,100円の早期利用料とsmartあんしん補償に加入している必要があります。

いつでもカエドキプログラム いつでもカエドキプログラム+
特典内容
  • 22ヶ月目までに返却
    • 残価分の支払い免除
    • 毎月割引(早期利用特典)
  • 23ヶ月目に返却
    • 残価分の支払い免除
  • 24ヶ月目以降
    • 残額の支払い免除
  • 12ヶ月目までに返却
    • 残価分の支払い免除
    • 13-23回目までの分割支払金を免除
  • 13-22ヶ月目までに返却
    • 残価分の支払い免除
    • 23回目までの分割支払金を免除
  • 23ヶ月目までに返却
    • 残価分の支払い免除
  • 24ヶ月目から46ヶ月目まで
    • 残額の支払い免除
加入条件
  • 対象機種を24回払いで購入し、プログラムに加入すること
  • dポイントクラブに加入していること
  • dポイントクラブを継続し、対象機種を返却すること
  • 対象機種を24回払いで購入し、プログラムに加入すること
  • いつでもカエドキプログラム(プラス対象機種)および「smartあんしん補償」の両方に加入すること
  • プログラム利用日が属する月から遡って2ヶ月以内に「smartあんしん補償」を契約中であること
特典の利用条件
  • 早期利用料:不要
  • smartあんしん補償:不要
  • 端末の買い替え:不要
  • 端末の返却:必要
  • 返却時期:いつでも
  • 早期利用料
    • 最大12,100円
  • smartあんしん補償
    • 月額最大1,100円。端末を返却するまで加入
  • 端末の買い替え:不要
  • 端末の返却:必要
  • 返却時期:いつでも

支払いイメージ

「いつでもカエドキプログラム+」で以下の機種を購入した時の特典および支払いをイメージしてみましょう。

  • 機種代金:211,000円
  • 残価額:96,000円
  • smartあんしん補償:月額1,100円
  • 早期利用料:12,100円

12か月目までに端末返却→特典を利用する

12ヶ月目までに特典を利用する場合、13回目から23回目までの分割支払金(55,000円)および残価額(96,000円)の支払いが免除されます。

端末代金から差し引いた負担金は60,000円です。

別途、12,100円の早期利用料と、13ヶ月分のsmartあんしん補償の料金14,300円が必要なため、すべてを合計した総支払額は86,400円になります。

12ヶ月目までに特典を利用する場合

13か月目に端末を返却→特典を利用する

13か月目に特典を利用する場合、23回目までの分割支払金(50,000円)および残価額(96,000円)の支払いが免除されます。

端末代金から差し引いた負担金は65,000円です。

別途、12,100円の早期利用料と、14ヶ月分のsmartあんしん補償の料金15,400円が必要なため、すべてを合計した総支払額は92,500円になります。

13か月目に特典を利用する場合

23か月目に端末を返却→特典を利用する

23か月目に特典を利用する場合、残価額(96,000円)の支払いが免除されます。

端末代金から差し引いた負担金は115,000円です。

別途、24ヶ月分のsmartあんしん補償の料金26,400円が必要なため、すべてを合計した総支払額は141,400円になります。

23か月目に特典を利用する場合

24か月目に端末を返却→特典を利用する

24か月目以降に特典を利用する場合、残りの支払額が免除されます。

例えば、24ヶ月目に端末を返却すると、92,000円の支払いが免除されるため、負担金は119,000円です。

別途、25ヶ月分のsmartあんしん補償の料金27,500円が必要なため、すべてを合計した総支払額は146,500円になります。

24か月目に特典を利用する場合

いつでもカエドキプログラムの対象機種

いつでもカエドキプログラム+の対象機種は2023年9月以降に発売された一部の機種に限定されています。それ以外の多くの機種では、いつでもカエドキプログラムを利用できます。

Apple Storeでは加入不可

「いつでもカエドキプログラム+」は、ドコモショップはもちろん、ドコモオンラインショップでも加入できます。ただし、Apple Storeでは加入できないので注意が必要です。

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