Xiaomi 15 フォトレビュー:今年の本命はこっち

Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura

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ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。

2025/03/18 4:27
Xiaomi 15 フォトレビュー:今年の本命はこっち

シャオミの最新フラグシップモデル「Xiaomi 15」が正式発表されました。

コンパクトなボディに最高峰のチップとカメラを詰め込んだ最新機種です。シャオミ・シャパンが日本で発売して欲しいスマホを調査したところ、昨年日本で初めて発売されたUltraシリーズに次いで、要望が多かった待望のモデルがついに日本で発売されます。

価格は123,000円から。事前予想では15万円超えという予想もあって、発表会場ではどよめきが上がっていました。驚きの価格に加えて、最新のスマートバンドが無料でもらえる期間限定のキャンペーンも実施されます。

使用感やLeicaカメラ性能の詳細については、後日じっくりとレビューする予定ですが、今回はデザインや質感、持ちやすさなど、実機ならではのポイントを中心にチェック。写真と共にXiaomi 15の魅力を探ります。

片手でしっかり握れる高いフィット感

Xiaomi 15のカラーバリエーションはホワイト、ブラック、グリーンに、特別カラーのリキッドシルバーを加えた4色です。

日本でリキッドシルバーは発売されないと思っていたので予想外でした。シャオミ・ジャパンの本気度が伝わってきます。

左からホワイト、グリーン、ブラック、リキッドシルバー
左からホワイト、グリーン、ブラック、リキッドシルバー

リキッドシルバーは仕上げも特別。指紋が目立たないマット仕様の3色に対して、背面に鏡面仕上を採用しています。

自分の顔が映り込む鏡面仕上げは敬遠されることもありますが、リキッドシルバーは海面のように小さな波を打つ形状を採用しているため、自分の顔がくっきり映ることはありません。

ただ、リキッドシルバーは指紋が目立つことから、指紋が気になるのであれば、他の3色を選ぶのがおすすめ。ブラック、ホワイト、グリーン、いずれも控えめな色で手に取りやすい色合いです。

リキッドシルバー
リキッドシルバー

Xiaomi 15 Ultraとの大きな違いの1つであり、最大の特徴がコンパクトなボディです。

最先端の製造技術により、4辺とも同一幅の極薄ベゼルを実現。6.36インチながら幅は71.2mm、全体に丸みを帯びたフレームとの組み合わせで、片手でしっかり握れる高いフィット感を生み出していました。

極薄ベゼルで大画面でも片手で簡単に握れるサイズ感
極薄ベゼルで大画面でも片手で簡単に握れるサイズ感

ディスプレイは通常のガラスをはるかに上回る強度のXiaomiシールドガラスで保護。フレームにも、6M42高強度アルミニウム合金を使用することで落下耐性が向上しています。

ちなみに、指紋認証は指が多少汚れていたり、濡れていても素早くロックを解除できる超音波式を採用しています。

ポケットから取り出しやすいLeicaトリプルカメラ

ポケットから取り出しやすいLeicaトリプルカメラ

背面には、Leicaと共同開発した最新のトリプルカメラを備えます。

コンパクトボディに最適化されたLeicaトリプルカメラは、焦点距離14mmの超広角レンズ、23mmの広角レンズ、10cmのテレマクロにも対応した60mmの望遠レンズで構成されます。

Xiaomi 15
  • 50MP ライカ超広角カメラ(14mm)
  • 50MP ライカメインカメラ(23mm)
    • ピクセルサイズ:2.4μm
  • 50MP ライカフローティング望遠カメラ(60mm)
Xiaomi 15 Ultra
  • 50MP ライカ超広角カメラ(14mm)
  • 50MP ライカメインカメラ(23mm)
    • ピクセルサイズ:3.2μm
  • 50MP ライカフローティング望遠カメラ(70mm)
  • 2億画素 ライカ超望遠カメラ(100mm)

すべてのカメラに50メガピクセルのイメージセンサーを採用することで、0.6x / 1x / 1.2x / 1.5x / 2x / 2.6x / 5xと、高画質で撮影できる豊富な焦点距離に対応。

シャオミいわく「日常ほうを持ち歩くフラグシップコンパクトとして十分な焦点距離をサポートしている」とのこと。

実際にXiaomi 15のカメラで撮影した作例が以下です。

Xiaomi 15 - 14mm超広角で撮影
Xiaomi 15 - 23mm広角で撮影
Xiaomi 15 - 46mm広角で撮影
Xiaomi 15 - 60mm望遠で撮影
Xiaomi 15 - 60mm望遠で撮影
Xiaomi 15 - 120mm望遠で撮影
Xiaomi 15 - 60mm望遠で撮影
Xiaomi 15 - 120mm望遠で撮影

また、新しいカメラ機能として、日没前1時間のゴールデンアワーに最適化され、条件を満たすと自動でオンになる「サンセットポートレート」と、0.6秒の超高速撮影「ファストショット」にも対応します。

まとめ:日常をLeicaカメラで記録したい人向け

まとめ:スマホの延長でLeicaカメラを使いたい人向け

上位モデルのXiaomi 15 Ultraは、スマホとしての操作性を犠牲に捧げてカメラ性能を獲得した、よりカメラに近いモデルと言えます。

一方、コンパクトフラグシップのXiaomi 15は、片手で簡単に握れるコンパクトボディに、Leicaトリプルカメラと高度なコンピュテーショナルフォトグラフィを高速で実現するSnapdrgon 8 Eliteを搭載するなど、スマホとしての操作性を失うことなくカメラ性能を高めたモデルです。

Leica共同開発の色作りや絵作りで日常を切り取りたいのであれば、Xiaomi 15を選ぶことをオススメします。

現在、Xiaomi 15は予約受付中。発売日は4月1日です。3月31日までの購入でXiaomi Smart Band 9 Pro、4月15日までの購入でXiaomi Smart Band 9がもらえるので早めの購入がおすすめです。

Xiaomi 15
Xiaomi 15¥ 123000全方位の流線型デザイン言語で美しい外観と優れた持ち心地を実現したコンパクトフラグシップモデルです。Leicaズミルックス光学レンズを採用した50MPトリプルカメラを搭載し、広角から望遠まで高精細な撮影が可能。極細ベゼルにより、幅71.2mmながら画面サイズは6.36インチ。チップには最新のSnapdragon 8 Eliteを搭載し、パフォーマンスと省電力性を両立。5240mAhバッテリーを搭載し、長時間の使用も快適です。
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