Xiaomi 15 / 15 Ultraを買ったら変更したいおすすめ設定まとめ
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。

Xiaomiのスマートフォンには、Androidをベースにした独自のインターフェース「HyperOS」が搭載されています。
シャッター音をオフにしたり、背面タップでスクショを撮るなど、カスタマイズ性も優れています。また、1台のスマホに同じアプリを2つダウンロードできる「デュアルアプリ」など、シャオミがいち早く導入した機能も利用できます。
この記事では、Xiaomi 15 / 15 Ultraなど、シャオミのスマートフォンを買ったら設定しておきたいオススメの設定項目を紹介します。
設定画面を表示する
シャオミスマートフォンの設定画面を表示するには、ホーム画面から表示する方法とコントロールセンターから表示する方法の2つがあります。


自動ロックの時間を長くする
Galaxyスマートフォンの購入直後は画面のタイムアウト時間が1分に設定されています。
すぐに画面がオフになって不便だと感じるならタイムアウト時間を変更しておきましょう。おすすめの時間は2分です。
- 設定画面を表示して「ロック画面」に進みます
- 「スリープ」に進みます
- 時間を変更して完了です
持ち上げてスリープ解除をオンに
指紋認証で画面ロックを解除する際、まずは電源ボタンを押してスリープを解除する必要があります。
画面ロックを解除するたびに電源ボタンを押すのは手間なので、持ち上げてスリープ解除をオンにしましょう。
- 設定画面を表示して「ロック画面」に進みます
- 「持ち上げてスリープ解除」をオンにして完了です
ホーム画面のモードを変更する
シャオミのスマートフォンでは、3つのホーム画面モードから選択できます。
- クラシック:ダウンロードしたすべてのアプリをホーム画面に表示する
- アプリドロワーを使用:ダウンロードしたすべてのアプリをドロワーに表示し、よく利用するアプリのみホーム画面に配置する
- シンプルモード:シニアでも使いやすいようにホーム画面に配置するアプリアイコンを大きくする
- 設定画面を表示して「ホーム画面」に進みます
- 「ホーム画面モード」に進みます
- クラシック / アプリドロワー / シンプルモードから好きなものを選びます
操作方法をジェスチャーorボタンに変更する
シャオミのスマートフォンは、2種類の操作方法から好みに合わせて選ぶことができます。
- ジェスチャー:画面下部を上下左右にスワイプしてホームに戻る、最近使ったアプリを表示する、アプリを切り替える
- ボタン操作:画面下部のボタンを押してホームに戻る、最近使ったアプリを表示する、前の画面に戻る
- 設定画面を表示して「ホーム画面」に進みます
- 「システムナビゲーション」に進みます
- 操作方法を「ジェスチャー」または「ボタン」に変更します
最近使ったアプリの表示と操作方法を変更する
HyperOSでは、最近使ったアプリ(アプリスイッチャー)の表示と操作方法を変更できます。
初期状態は「縦」に設定されていて、他のスマートフォンと反対の操作になっています。アプリを切り替えるつもりが終了してしまうなど、初めてシャオミのスマートフォンに触れる人は戸惑う人も多いはず。設定画面から変更しておきましょう。
- 縦:最近使ったアプリが左上から縦に並び、横にスワイプするとアプリが終了する
- 横:最近使ったアプリが横に並び、上にスワイプするとアプリが終了する
- 設定画面を表示して「ホーム画面」に進みます
- 「最近のタスクでアイテムを配置する」に進みます
- 「横」にすると、他のスマホと同じように操作できます
ダークモードをオンにする
ダークモードを利用すると、背景を暗く表示して画面のまぶしさを軽減したり、Xiaomi 15シリーズのように有機ELディスプレイを搭載したモデルであれば、バッテリーの節約効果も期待できます。
ダークモードを手動でオンにすることもできますが、自動設定がおすすめです。特に日の入りに合わせて自動でオンになり、日の出に合わせてオフにすると便利です。
- 設定画面を表示して「ディスプレイと明るさ」に進みます
- 「ダークモードのオプション」に進みます
- 「ダークモードに切り替える」をオンにして、「日没から日の出」をオンにします
アプリの起動と通知を他人から隠す「アプリロック」を利用する
他人にアプリを起動されたり、通知が見られて困る場合は「アプリロック」機能を利用しましょう。
- 設定画面を表示して「アプリ」に進みます
- 「アプリロック」に進みます
- 「オンにする」をタップします
- アプリを選択して「アプリロックを使用」をタップします
- 「プライベートな情報を含む通知を非表示にしたいですか?」に進みます
- アプリを選択すると通知内容が非表示になります
裏アカ運用に便利な「デュアルアプリ」を利用する
HyperOSには、1台で2つのアプリを使用できる「デュアルアプリ」を利用できます。
例えば、LINEやゲームなど裏アカやサブアカに対応していないアプリでも実質的に複数アカウントで運用できます。
- 設定画面を表示して「アプリ」に進みます
- 「デュアルアプリ」に進みます
- 「作成」をタップします
- デュアルアプリを作成するアプリを選択します
- 「オンにする」をタップして完了です
片手操作モードをオンにする
Xiaomi 15シリーズの画面サイズは6.3インチを超えていて、画面上部など指が届きにくいエリアを片手で操作するのは簡単ではありません。
そんなときに便利なのが「片手操作モード」です。設定画面からオンにしたあと、画面下部を下にスワイプすると、画面が下にスライドして画面上部のエリアにも指が届きやすくなります。
- 設定画面を表示して「追加設定」に進みます
- 「片手操作モード」に進みます
- 「片手操作モード」をオンにします
- ジェスチャー操作時に画面最下部を下にスワイプすると画面が下にスライドします
カメラの設定を変更する
Leicaの透かしを表示する

Leicaのカメラシステムを搭載したスマートフォンでは、Leica独自の透かしを入れることができます。
この透かしを入れるだけで、何気ない写真もそれなりに見えてしまうLeicaマジックがあるため、設定しておきましょう
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 「透かし」に進みます
- Leicaを選択して「時間」または「座標」にチェックを入れます。座標を入れる際は自宅などがバレないように注意しましょう
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 「透かし」に進みます
- オンを選択して好きな透かしを選択します
デフォルトの焦点距離を変更する
Xiaomi 15シリーズのカメラでは、デフォルトの焦点距離23mm/28mm/35mmから変更できます。
23mmは画質の劣化なしで撮影できるものの、画角が広く情報量が多すぎて構図のバランスをとるのが難しいです。
そこで28mmや35mmといった“ちょいズーム”で情報量を制限することで、主題となる被写体をクローズアップすることで撮りやすくなります。
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- メインカメラのデフォルトの焦点距離をタップします
- デフォルトは23mmです。28mmまたは35mmを選択しましょう
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- メインカメラのデフォルトの焦点距離をタップします
- デフォルトは23mmです。28mmまたは35mmを選択しましょう
画質を引き上げる
シャオミスマートフォンのカメラはデフォルトで画質が「高」に設定されていることがあります。設定から「最高」に変更しましょう。
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- 「画質」をタップします
- 画質を「高」または「超高」に変更します
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- 「画質」をタップします
- 画質を「高」または「超高」に変更します
画像形式を変更する
デフォルトの画像形式は汎用的なJPGですが、HEIF形式に変更することで高画質かつ小容量で撮影できます。
なお、HEIFに変更するとダイナミックショットの撮影(1回の撮影で写真・動画・GIFにエクスポートできる機能)や、透かしは削除できなくなります。
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- 「HEIF形式」のスイッチをオンにします
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- 「画像形式」に進みます
- 「HEIF」に変更します
Dolby Visionをオンにする
Xiaomi 15シリーズは、リアルなディテール、優れた色彩、印象的なコントラストを表現できるDolby Visionに対応しています。
ビデオモードとプロモードで4K/60fpsの動画を撮影すると有効になります。
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- ビデオタブにある「Dolby Vision」をオンにします
グリッド線・センターマーク・水準器を表示する
写真で最も重要な構図。この構図を決める際に役立つグリッド線ですが、初期状態では非表示になっているため、設定からオンにしましょう。
中心を取れるセンターマークや斜めにならないように水平が取れる「水準器」も好みに応じてオンにしましょう。
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 「グリッド線」をタップします
- 真ん中または右端のタブを選択後、好みに応じて「センターマーク」と「水準器」を選択します
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- 一般タブの「グリッド線」に進みます
- 「三分割法」または「黄金比」を選択します。中心を表示する「センターマーク」と水平が取れる「水準器」もオンにしましょう
シャッター音を消す
シャオミのスマートフォンは、設定を変更することでカメラのシャッター音を消すことができます。
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- 「シャッター音」をオフにします
- カメラを起動後、画面上部の「v」をタップします
- 歯車のアイコンをタップしてカメラ設定に進みます
- 一般タブから「シャッター音」をオフにします
スマホを安全に保護する
指紋認証を設定する
Xiaomi 15シリーズには、指の状態に大きく左右されずに快適に画面ロックを解除できる超音波式の指紋認証センサーが搭載されています。
スマホを安全に保護しつつ快適に画面ロックを解除するために必ず設定しておきましょう。
- 設定画面を表示して「指紋、顔データ、画面ロック」に進みます
- 「指紋認証」に進みます
- 保護フィルム・ガラスの注意事項を確認して「了解」をタップします
- 画面の案内に従って指紋を登録します
- 指紋の登録を終えたら「完了」をタップします
- 「指紋を追加」に進んで別の指も登録します
顔認証を設定する
マスクをしていないときや手袋をしているときなど、指紋認証よりも顔認証の方が便利なときもあります。以下の手順で設定しておきましょう。
- 設定画面を表示して「指紋、顔データ、画面ロック」に進みます
- 「顔認証」に進みます
- 「開始」をタップします
- 注意事項を確認して「次へ」をタップしたら、画面の案内どおりに顔を登録します
- 顔の登録を終えたら「完了」をタップします
急速充電とバッテリー寿命を長くする
Xiaomiハイパーチャージをオンにする
対応機種では90Wや120Wといった超高出力の急速充電によって1時間足らずでフル充電にできます。
ただし、設定画面から機能をオンにする必要があります。また、画面オフ時のみ急速充電がオンになります。
- 設定画面を表示して「バッテリーとパフォーマンス」に進みます
- 「充電オプション」に進みます
- 「有線充電モード」をタップします
- 「トップスピード」に変更したら完了です
バッテリー保護をオンにする
スマホのリチウムイオンバッテリーは消耗品で充放電を繰り返すことで、バッテリーが劣化して最大容量が減っていきます。
劣化を抑えるためには残量を20〜80%の範囲に保つことが有効ですが、就寝中などバッテリーの残量を80%に制限するのは難しいです。
そこで役立つのがバッテリー保護機能で、設定画面からオンにすると充電が80%に達したところで自動的に停止します。
- 設定画面を表示して「バッテリーとパフォーマンス」に進みます
- 「バッテリー保護」に進みます
- 「バッテリー保護」をオンにします
- バッテリー健康度の推定精度向上のため、数回は完全充放電する必要があるため、フル充電されることがあります
便利なショートカットを利用する
ボタン操作のショートカットを設定する
ボタン操作を選択すると、戻るもボタンの長押しでスクリーンショットを撮影するなどのショートカットを割り当てることができます。
便利なアプリランチャー「サイドバー」をオンにする
どこからでもお気に入りのアプリを起動したいときに便利なのが「サイドバー」です。
画面端に表示されたサイドバーをスワイプ後、アプリを選択すると元々起動していたアプリの上に選択したアプリが表示されます。
背面タップ
ショートカット機能でもう1つ便利なのが「背面タップ」です。
背面を2回または3回連続でタップしてスクショの撮影やコントロールセンター・通知シェードの表示、Geminiなどデジタルアシスタントや電卓を起動したり、サイレントモードをオン/オフできます。
- 設定画面を表示して「追加設定」に進みます
- 「ジェスチャーショートカット」に進みます
- 「背面タップ」に進みます
- 背面のタップ回数を選択します
- ショートカットで呼び出すアクションを選択します
ホーム画面からアプリを検索する
膨大なアプリをダウンロードしたことで、ホーム画面から目的のアプリが見つけにくくなることがあります。
デフォルトではホーム画面を下にスワイプすると、通知シェードとコントロールセンターが表示されますが、アプリの検索機能に置き換えると便利です。
- 設定画面を表示して「ホーム画面」に進みます
- 「ホーム画面を下にスワイプ」をタップします
- アプリ検索に変更します
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