Nothing Headphone(1)が7月2日に発表。Nothingがオーバーイヤーヘッドフォンに参入
Yusuke Sakakura

Yusuke Sakakura
ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。

Nothingが日本時間7月2日午前2時に、新カテゴリーの製品を発表します。
Nothing Japanからメディア向けに届いた案内によると、その新製品はオーバーイヤー型ヘッドフォン「Nothing Headphone(1)」です。
案内には製品の詳細は書かれていませんが、Nothingが約2週間前に公開した動画にはいくつかのヒントが散りばめられています。
注目すべき特徴のひとつは「操作性」です。
ヘッドフォンは頭部に装着するため、操作時に本体が視界から外れ、手探りでの操作が基本になります。Nothingは多くの製品において、どのボタンに触れているのかわかりにくいといった課題を指摘。
Nothing Headphone(1)では、すべてのボタンを完全に区別できるように設計することで、操作を迷うことなくユーザーが音楽やコンテンツに集中できるとのこと。
もうひとつの注目点は「音質」です。
Nothingは、すでにイギリスの高級オーディオブランドKEFとのパートナーシップを発表しており、「市場で最も高音質なヘッドフォンのひとつになる可能性がある」と自信をのぞかせています。開発段階でありながら「2倍の価格帯の製品と同等」と評価されており、今回も価格以上の価値を提供する自信があるようです。
なお、これまでのリーク情報によれば、販売価格はAirPods Maxのおよそ半額となる299ドルに設定される見込みです。
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