Galaxy S25 / S25 Ultraを使いこなすためのおすすめ設定24個
Yusuke Sakakura
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Yusuke Sakakura
ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。
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SamsungのGalaxyスマートフォンは、Androidをベースにした独自のインターフェース「One UI」を搭載しています。
GoogleのPixelスマートフォンに搭載されたピュアなAndroidよりもカスタマイズ性に優れていて、サイドキーを2回押して好きなアプリをすぐに起動したり、大画面を片手で快適に操作できる片手モードや電池を長持ちさせるための優れた節約モードも搭載しています。
この記事では、Galaxy S25 / S25 UltraなどGalaxyスマートフォンを買ったら設定しておきたいオススメの設定項目23個を紹介します。
- Galaxyスマートフォンの設定画面を表示する方法は?
- 通知画面とクイック設定の表示を変更する
- 自動ロックの時間を長くする
- 戻るボタンの場所を左に変更する
- 電池節約効果も。ダークモードを設定する
- リフレッシュレートを変更して映像をなめらかに、電池を節約する
- サイドキー2回押しで好きなアプリを起動する
- 画面ロックをスムーズに解除。持ち上げて画面ONをオンにする
- 見ている間は画面を常にオン
- 片手モードをオンにする
- バッテリー残量をパーセント%表示する
- バッテリーの劣化を防ぐ
- 時間を24時間表示に変更する
- 標準の文字入力アプリを変更する
- AI壁紙に変更する
- スクショの通知をオフにする
- スクショ後のツールバーを非表示にする
- 戻るボタンなどの操作方法を変更する
- 省電力モードの制限内容を調整する
- 好きなアプリ即起動できる「エッジパネル」のカスタム
- 画面オフでも時計や通知を常時表示する
- Dolby Atmosをオンにして音質を向上する
- 顔認証を設定する
- 指紋認証を設定する
Galaxyスマートフォンの設定画面を表示する方法は?
Galaxyスマートフォンの設定画面を表示する方法は2つあります。
- ホーム画面を上にスワイプして表示されるアプリドロワー(ダウンロードしたすべてのアプリが表示されるスペース)から「設定」をタップする
- ホーム画面を下にスワイプして通知シェードに表示される設定アイコンをタップする
- ホーム画面を上にスワイプしてアプリドロワーを表示します
- ドロワーから設定のアイコンをタップすると設定画面が起動します
- ステータスバーを下にスワイプして通知シェードを表示します
- 画面右上のアイコンをタップすると設定画面が起動します
通知画面とクイック設定の表示を変更する
Galaxy S25 / S25 Ultraに搭載されているOne UI 7では、ステータスバーを下にスワイプしたときに表示される通知画面とクイック設定の仕様が大きく変わっています。
通知画面とクイック設定が分割され、画面左上を下にスワイプすると通知画面、画面右上を下にスワイプするとクイック設定が表示されます。
特に大画面のGalaxy S25 Ultraでは、片手操作時に持ち手と反対側のステータスバーには、指が届かないため、以下の手順で、ステータスバーをどこからでも下にスワイプすると、通知画面とクイック設定が表示されます。
- ステータスバーの右側を下にスワイプしてクイック設定を表示します
- 画面右上の編集ボタンをタップします
- 画面左上の「パネル設定」をタップします
- 表示方法を「同時」に変更後、画面左上の戻るボタンをタップします
- 画面右上の「完了」をタップして終了です
自動ロックの時間を長くする
Galaxyスマートフォンの購入直後は画面のタイムアウト時間が30秒に設定されています。
無操作状態が少し続くだけで、スリープ状態になってしまうため、タイムアウト時間を変更しておきましょう。おすすめの時間は2分です。
- Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進みます
- 「画面のタイムアウト」を選択します
- 好みのタイムアウト時間を選択しましょう
戻るボタンの場所を左に変更する
Galaxyスマートフォンの戻るボタンの配置は、ほかのAndroidスマートフォンと逆になっているため使いにくと感じる人も少なくないはず。
設定画面から変更できるので以下の手順を参考に変更しましょう。
電池節約効果も。ダークモードを設定する
Galaxyスマートフォンは、ダークモードに対応しています。
これにより、背景の表示を暗くして画面の眩しさを軽減したり、有機ELディスプレイを搭載した機種であれば、電池の節約効果も期待できます。
ダークモードは手動で設定することもできますが、暗くなる日の入りの時間に合わせて自動で有効にしたり、明るくなる日の出の時間に合わせて自動で解除したり、指定した時間にオン/オフすることも可能です。
- Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進みます
- 「ダークモード設定」に進みます
- 「予定時刻にON」をオンにして「日の入り〜日の出」にチェックを入れると、自動でオンになります
リフレッシュレートを変更して映像をなめらかに、電池を節約する
Galaxy S25のディスプレイは、対応する動画や映像、スクロールの動きをなめらかに表示できる1-120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応しています。
リフレッシュレートは1秒間に画面を書き換える回数のことで、レートが増えることでよりなめらかになります。
画面の動きがなめらかになる一方で、電池持ちが悪くなるといったデメリットも存在しているので、電池持ちを優先したい場合は設定を変更してレートを抑えてみましょう。
- Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進みます
- 「動きの滑らかさ」を選択します
- なめらかに表示したい場合は「最適化」を、電池を節約したい場合は「標準」を選択して「適用」ボタンを押します
サイドキー2回押しで好きなアプリを起動する
Galaxyスマートフォンでは、サイドキー/電源ボタンを2回連続で押すことでカメラをショートカット起動できます。
カメラをあまり使わない場合は、PayPayなど頻繁に起動する好みのアプリに変更することをおススメします。
- Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進みます
- 「サイドボタン」に進みます
- 「アプリ」にチェックを入れます
- サイドボタンを2回押して起動したいアプリを選択して完了です
画面ロックをスムーズに解除。持ち上げて画面ONをオンにする
スリープを解除してロック画面を表示するには、サイドキー/電源ボタンを1回押す必要がありますが、Galaxyではスマートフォンを持ち上げた時にスリープを解除することもできます。
- Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進みます
- 「モーションとジェスチャー」を選択します
- 「持ち上げて画面ON」をオンにしたら、Galxyスマートフォンを持ち上げた時点でスリープが解除されます
見ている間は画面を常にオン
電子書籍を読んでいる時など、無操作状態が続くと画面がスリープしてしまいます。以下の手順でこれを回避することができます。
- Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進みます
- 「画面のタイムアウト」を選択します
- 「閲覧中は画面を常にON」をオンにすると、画面を見ている間は消灯しません
片手モードをオンにする
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スマートフォンの画面サイズは年々大きくなり、今や片手ですべてのボタンやアイコンをタップすることは難しくなっています。
そこでGalaxyスマートフォンでは、片手で快適に操作するために画面を縮小表示する「片手モード」が用意されています。
- Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進みます
- 「片手モード」に進みます
- 片手モードをオンにして操作方法に合わせて「ジェスチャー」または「ボタン」にチェックを入れましょう
- 画面下部を下にスワイプするか、ホームボタンを2回タップして片手モードを起動したあと、矢印をタップすると画面をスライドできます
- 片手モードの上部に表示されたバーをスライドすると、片手モードの画面を上方向に移動できます
バッテリー残量をパーセント%表示する
Galaxyスマートフォンを購入した直後は、バッテリーの残量がアイコンのみで表示される場合があります。
どれぐらい残量があるのかわかりにくいので、パーセント表示に変更しましょう。
- 設定画面を表示して「バッテリー」に進みます
- 画面をスクロールして「バッテリー残量(%)を表示」をオンにしましょう
バッテリーの劣化を防ぐ
スマートフォンのバッテリーは充電を繰り返すことで劣化が進み、最大容量が減少して電池持ちが悪くなります。
残量が高い状態で充電を続けると劣化が進むため、設定を変更して最大の充電量を制限することでバッテリーの寿命を伸ばすことができます
- 設定画面を表示して「バッテリー」に進みます
- 「バッテリーを保護」に進みます
- 「ON」をタップします
- 注意事項を確認して「OK」をタップします
- 標準/最適化/最大のいずれかを選択します
時間を24時間表示に変更する
Galaxyスマートフォンを購入した直後は時間表示が12時間表記になっています。設定から24時間形式に変更できます。
- Galaxyの設定画面を表示して「一般管理」に進みます
- 「日付と時刻」を選択しましょう
- 「24時間形式を使用」をオンにすると、表示される時間が24時間形式に変更されます
標準の文字入力アプリを変更する
Galaxyスマートフォンの文字入力はGalaxyキーボードですが、フリックのみ入力やテンキー非表示ができないなど、カスタマイズが限られています。
使いにくいと感じる場合はGboardなどに変更しましょう。
- Galaxyの設定画面を表示して「一般管理」に進みます
- 「キーボードリストと初期設定」を選択します
- PlayストアからダウンロードしたGboardをオンにします
- 警告が表示されたら「OK」を選択します
- 「標準キーボード」をタップします
- 標準で使いたいキーボードを選択します
AI壁紙に変更する
Galaxy S25シリーズは画面を数回タップするだけで、センスの良い壁紙が作れるAI壁紙に対応しています。
- ホーム画面の余白部分を長タップします
- ホーム画面の余白部分を長タップして、画面左下の「壁紙とスタイル」を選択します
- 「壁紙を変更」に進む
- AI壁紙を利用する場合は「AIで生成」に進みます
- 画面を左右にスワイプしてテーマを選択します
- カテゴリを選択します
- ハイライトされたワードをタップしてカスタマイズします
- 画面の案内に応じてカスタマイズします
- 「開始する」をタップして利用規約に同意します
- 「生成」ボタンを押して壁紙を生成します
- 壁紙を変更する画面を選択して「次へ」をタップします
- ロック画面から起動できるランチャーを変更したい場所をタップします
- ロック画面から起動したいアプリを選択します
- 時計をタップします
- 時計のフォントやスタイルを変更します
- 画面右上の「完了」をタップします
- 「カラーパレット」に進みます
- カラーパレットをオンにして「適用」ボタンを押します
- 変更後の壁紙を確認したら完了です
スクショの通知をオフにする
スクリーンショットを保存すると1枚保存するごとに通知が届きますが、ほとんど必要ないので通知をオフにしましょう。
- ステータスバーを下にスワイプします
- “画面キャプチャを保存”の「通知設定」をタップします
- 画面右上のメニューをタップします
- 「システムアプリを表示」をタップします
- 「Samsungキャプチャ」をオフにします
スクショ後のツールバーを非表示にする
スクリーンショットを保存すると画面の左下にツールバーが表示されます。このツールバーまでスクショに含まれてしまうので、設定から非表示にしましょう。
- Galaxyの設定画面を表示して「便利な機能」に進みます
- 「画面キャプチャと画面録画」を選択します
- 「キャプチャ後にツールバーを表示」のスイッチをオフにします
戻るボタンなどの操作方法を変更する
購入直後は画面下部に表示される3つのボタンをタップして操作する方法に設定されています。画面をより広く使いたい場合はジェスチャー操作に変更しましょう。
省電力モードの制限内容を調整する
バッテリー残量が少なくなった時に利用したい省電力モード。
電池の残量が少なくなった時に動作を制限することで、電池持ちを長持ちさせることができます。設定画面から細かく制限内容を調整できます。
- ステータスバーを下に2回スワイプしてクイックパネルを表示します
- 「省電力モード」を長押しします
- 画面下に表示されるオプションを操作して省電力モードをカスタムします
好きなアプリ即起動できる「エッジパネル」のカスタム
Galaxyスマートフォンではディスプレイの端に表示される「エッジパネル」をタップすると、よく起動するアプリやお気に入りのアプリをどこからでもショートカット起動できます。
以下の方法でエッジパネルに表示されるアプリを変更できます。
- Galaxyの設定画面を表示して「ディスプレイ」に進みます
- 「エッジパネル」を選択します
- 「パネル」をタップします
- ”アプリ”の下にある「編集」をタップします
- すでに登録されているアプリの左上にある「-」をタップしてアプリを削除します
- 左のパネルからアプリを移動するとエッジパネルに追加できます。アプリを追加したら画面左上の「<」をタップします
- アプリを追加したら画面左上の「<」をタップします
- エッジパネルの位置を変更するために「ハンドル」に進みます
- 「位置」をタップしてスマホを左手で操作する場合は「左」に変更しましょう
- ハンドルの横に表示されるつまみをタップして上下にスライドすると、縦の位置も変更できます
- サイズのスライドを左右に動かすとパネルのサイズを変更できます
画面オフでも時計や通知を常時表示する
スマホの画面をオフにしている時でも時計や通知のアイコンを表示できる「Always on Display」ですが、購入直後は常に表示できる状態になっていないので設定を変更しましょう。
- 設定画面を表示して「ロック画面とAOD」に進みます
- 「Always On Display」を選択します
- 「表示するタイミング」に進む
- 常時ロック画面を点灯したい場合は「常に」を選択します。電池持ちの悪さを感じたら「タップして表示」など他のオプションを選択します
Dolby Atmosをオンにして音質を向上する
Galaxyスマートフォンの音質が微妙だと感じる場合は、Dolby Atmosをオンにして音質を向上しましょう。
Dolby Atmosに対応したコンテンツを再生すると、自然で臨場感あふれるサウンド体験を楽しめます。
- 設定画面を表示して「サウンドとバイブ」に進みます
- 「音質とエフェクト」を選択します
- デバイスの検出などの権限が求められるので許可します
- 「Dolby Atmos」をオンにすると、自然で臨場感あふれるサウンド体験ができます
顔認証を設定する
指紋認証が少しモタつくと感じる場合は顔認証と併用することで画面ロックをスムーズに解除できます。
- Galaxyの設定画面を表示して「セキュリティおよびプライバシー」に進みます
- 「画面ロックと生体認証」に進みます
- 「顔認証」に進みます
- パスコードを入力したら「続行」ボタンをタップして画面の案内に従って顔を登録します
- 好みに合わせてオプションをカスタムしたら完了です
指紋認証を設定する
Galaxy S10シリーズ以降のモデルには、ディスプレイ指紋認証が搭載されています。最新モデルは超音波式のセンサーによってスムーズに画面ロックを解除できます。
- Galaxyの設定画面を表示して「セキュリティおよびプライバシー」に進みます
- 「画面ロックと生体認証」に進みます
- 「指紋認証」に進みます
- パスコードを入力したら「続行」ボタンをタップして画面の案内に従って顔を登録します
- 「追加」を選択して認証に追加する指をすべて登録しましょう
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