Android 16 ベータ版をインストールする方法
Yusuke Sakakura
Yusuke Sakakura
ブログメディア『携帯総合研究所』の創設者・運営者です。記事の執筆をはじめ、各キャリアやメーカーへの取材、素材の撮影も行なっています。システムエンジニアとしての経験を活かし、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Pythonを用いたサイトデザインやテーマの構築を行っています。また、4キャリアの料金比較ができるシミュレーターの開発も担当しています。
日本時間1月24日、GoogleがAndroid 16のベータ版を公開しました。
これまでに提供されていたデベロッパープレビューはアプリ開発者向けでしたが、ベータ版は安定性など品質向上のために、より多くの人に参加を呼びかけるバージョンです。
この記事では、Android 16 ベータ版をインストールする方法と注意点を画像付きでわかりやすく解説します。
ベータ版のAndroidとは?
ベータ版のAndroidとは、次期バージョンで提供される新機能や変更をいち早く公開し、フィードバックを得て品質向上のために役立てる取り組みです。
デベロッパープレビュー版よりも開発段階が進んでいるため、より多くの機能や変更点が反映されており、安定性が向上しています。
ベータ版の導入自体は難しいものではありません。デベロッパープレビューよりも簡単で、初めて導入する方でもこのガイド記事を読みながらインストールを進めれば、誰でも簡単にインストールできます。
ただし、ベータ版は正式版からはほど遠い状態で、不具合が多くまともに動作しないこともよくあります。例えば、過去にはベータ版をインストールしたことでFeliCaなどの決済機能が使えなくなることが普通でした。
そういった重要な機能が使えなくなったり、不具合やトラブルが起きても自己責任になります。もちろん、ベータ版を導入したAndroidを携帯ショップなどのサポートに持ち込んでも対象外になるので注意しましょう。
Androidのデベロッパープレビューとベータ版の違い
ベータ版 | デベロッパープレビュー版 | |
---|---|---|
目的 | 正式公開に向けて、より広く公開することでフィードバックを得て品質を向上させる | 次期バージョンの新機能や変更点を開発者向けに早期公開するプログラム |
安定性・品質 | Bランク | Cランク |
インストールの難易度 | ◯ | △ |
データの初期化 | 初期化されない | 初期化される |
対応機種 | Google Pixel +α(順次拡大) | Google Pixelのみ |
Android 16 ベータの対応機種
2015年1月25日時点でベータ版のAndroidを利用できるのは、Google Pixel 6 シリーズ以降の機種に限定されています。
Googleが公表している対応機種は以下のとおりです。
- Google Pixel 9
- Google Pixel 9 Pro
- Google Pixel 9 Pro XL
- Google Pixel 9 Pro Fold
- Google Pixel 8 Pro
- Google Pixel 8
- Google Pixel Fold
- Google Pixel Tablet
- Google Pixel 7a
- Google Pixel 7 Pro
- Google Pixel 7
- Google Pixel 6a
- Google Pixel 6 Pro
- Google Pixel 6
Android 16 ベータのインストール
USBデバッグの許可やOEMロックの解除など、面倒な作業が必要なデベロッパープレビュー版と違ってベータ版のインストール手順はとても簡単です。
ウェブサイトからベータ版に登録して、いつものアップデートのようにスマホの設定画面からベータ版をインストールするだけです。
詳しい手順は以下のとおりです。
ベータ版に登録する
- ベータプログラムにアクセスして「対象のデバイス」をタップします
- ベータ版をインストールするデバイスの「+登録」ボタンを押します
- 利用規約が表示されるのでスクロールします
- 同意にチェックして「確認して登録」ボタンを押します
- 以下の画面が表示されたらベータプログラムの登録完了です
ベータ版をインストール
- 設定画面を表示して「システム」に進みます
- 「ソフトウェアのアップデート」に進みます
- 「システムアップデート」に進みます
- 「アップデートをチェック」または「再開」ボタンを押しましょう
- インストールが完了したら「今すぐ再起動」を押して再起動したら完了です
コメントを残す