手ごろな価格・高機能・高性能を両立したGoogleのスマートフォンPixel Aシリーズの最新モデル「Pixel 8a」が発売されました。
価格は7万円前半ながら上位モデルと同じチップGoogle Tensor G3を搭載。Geminiアプリや撮影後に表情を交換できるベストテイク、動画のノイズを消去できる音声消しゴムマジックなどGoogle AI機能に対応しています。
この記事では、最適なPixelスマートフォンを選ぶために必要な「Pixel 8a」と「Pixel 7a」の違いをまとめて比較しました。ぜひ購入の参考にしてください。
Pixel 8aとPixel 7aの違いを比較
| Pixel 8a | Google Pixel 7a |
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デザイン | | |
素材 | - マット仕上げアルミニウム製フレーム
- マット素材カバーガラス
- ラウンドフォルムの新デザイン
| - テキスチャ加工の合金製フレーム
- 高温で成形された 3D 複合素材カバーガラス
|
サイズ | - 高さ:152.1 mm
- 幅:72.7 mm
- 厚さ:8.9 mm
| - 高さ:152 mm
- 幅:72.9 mm
- 厚さ:9.0 mm
|
重さ | 188 g | 193.5 g |
ディスプレイ | - Actuaディスプレイ
- 6.1インチ有機EL
- フラットディスプレイ
- FHD+ (1,080 x 2,400ピクセル)
- 430ppi
- コントラスト比 1,000,000:1
- リフレッシュレート最大120Hz
- アスペクト比 20:9
- Gorilla Glass 3
- HDR サポート
- 24ビット フルカラー (1,600万色)
- 機能
- 常に表示状態のディスプレイ
- この曲なに?
- スナップショット
- 画面の明るさ
| - ノーマルディスプレイ
- 6.1インチ有機EL
- フラットディスプレイ
- FHD+ (1,080 x 2,400ピクセル)
- 429ppi
- コントラスト比 1,000,000:1
- リフレッシュレート最大90Hz
- アスペクト比 20:9
- Gorilla Glass 3
- HDR サポート
- 24ビット フルカラー (1,600万色)
- 機能
- 常に表示状態のディスプレイ
- この曲なに?
- スナップショット
- 高輝度モード
|
カメラ | - デュアルカメラ
- 64MP 広角レンズ
- 絞り値 ƒ/1.89
- 視野角 80°
- ピクセル幅 0.8μm
- センサーサイズ 1/1.73 インチ
- クアッドPD
- 13MP 超広角レンズ
- 絞り値 ƒ/2.2
- 視野角 120°
- ピクセル幅 1.12μm
- センサーサイズ 1/?? インチ
- オートフォーカス
- PD
- レンズ補正
- 機能
- 光学式および電子式手ぶれ補正機能
- 高速なカメラ起動
- デュアルピクセル位相差検出式AF
- スペクトルセンサー
- フリッカーセンサー
| - デュアルカメラ
- 64MP 広角レンズ
- 絞り値 ƒ/1.89
- 視野角 80°
- ピクセル幅 0.8μm
- センサーサイズ 1/1.73 インチ
- PD
- 13MP 超広角レンズ
- 絞り値 ƒ/2.2
- 視野角 120°
- ピクセル幅 1.12μm
- センサーサイズ 1/?? インチ
- オートフォーカス
- PD
- レンズ補正
- 機能
- 光学式および電子式手ぶれ補正機能
- 高速なカメラ起動
- デュアルピクセル位相差検出式AF
- スペクトルセンサー
- フリッカーセンサー
|
フロントカメラ | - 13MP
- 絞り値 ƒ/2.2
- 視野角 96.5°
- ピクセル幅 1.12μm
- PD
- 固定フォーカス
| - 13MP
- 絞り値 ƒ/2.2
- 視野角 95°
- ピクセル幅 1.12μm
- PD
- 固定フォーカス
|
写真機能 | - 一緒に写る
- プロ設定
- 高解像度の画像
- ウルトラHDR
- 編集マジック
- オートフレーム
- イマジネーション
- ベストテイク
- マクロフォーカス
- 夜景モード
- 天体写真
- トップショット
- ポートレート モード
- モーションオートフォーカス
- Live HDR+
- よく撮影する人
- デュアル露出補正
- ウルトラワイドレンズ
- ポートレートライト
- 消しゴムマジック
- モーション モード
- 長時間露光
- リアルトーン
- 顔フォーカス
- パノラマ
- 手動によるホワイトバランス調整
- ロックされたフォルダ
- ボケ補正
- ズーム画質向上
- 超解像ズーム8倍
- 光学相当2倍ズーム
- 写真形式
| - プロ設定
- 高解像度の画像
- ウルトラHDR
- 編集マジック
- オートフレーム
- イマジネーション
- ベストテイク
- マクロフォーカス
- 夜景モード
- 天体写真
- トップショット
- ポートレート モード
- モーションオートフォーカス
- Live HDR+
- よく撮影する人
- デュアル露出補正
- ウルトラワイドレンズ
- ポートレートライト
- 消しゴムマジック
- モーション モード
- 長時間露光
- リアルトーン
- 顔フォーカス
- パノラマ
- 手動によるホワイトバランス調整
- ロックされたフォルダ
- ボケ補正
- ズーム画質向上
- 超解像ズーム8倍
- 光学相当2倍ズーム
- 写真形式
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動画機能 | - メインカメラ
- 8K
- 4K:30,60fps
- 1080p:30,60fps
- フロントカメラ
- 超解像ズーム動画
- デュアル露出(広角)
- 音の消しゴムマジック
- 動画ブースト
- ビデオ夜景モード
- マクロフォーカス
- リアルトーン
- 10ビット HDR動画
- シネマティックぼかし
- シネマティック撮影(手ぶれ補正)
- スローモーション動画(最大240fps)
- 4K タイムラプスと手ぶれ補正
- 天体写真のタイムラプス
- 光学式手ぶれ補正機能
- 動画手ぶれ補正
- 4K シネマティック撮影動画手ぶれ補正
- 4K動画手ぶれ補正(固定)
- 1080p動画手ぶれ補正(アクティブ)
- デジタルズーム最大5倍
- 動画形式
- ステレオ録音
- 音声拡張
- ウィンドノイズ低減
- 音声ズーム
| - メインカメラ
- 8K
- 4K:30,60fps
- 1080p:30,60fps
- フロントカメラ
- 超解像ズーム動画
- デュアル露出(メイン)
- 音の消しゴムマジック
- 動画ブースト
- ビデオ夜景モード
- マクロフォーカス
- リアルトーン
- 10ビット HDR動画
- シネマティックぼかし
- シネマティック撮影(手ぶれ補正)
- スローモーション動画(最大240fps)
- 4K タイムラプスと手ぶれ補正
- 天体写真のタイムラプス
- 光学式手ぶれ補正機能
- 動画手ぶれ補正
- 4K シネマティック撮影動画手ぶれ補正
- 4K動画手ぶれ補正(固定)
- 1080p動画手ぶれ補正(アクティブ)
- デジタルズーム最大5倍
- 動画形式
- ステレオ録音
- 音声拡張
- ウィンドノイズ低減
- 音声ズーム
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チップセット | - Google Tensor G3
- Titan M2 セキュリティチップ
| - Google Tensor G2
- Titan M2 セキュリティチップ
|
メモリ | 8GB | 8GB |
AI | - Pixelスクリーンショット
- Pixel Studio
- Gemini (オンデバイス)
- Gemini Nano
- マルチモーダル
- レコーダーアプリの要約
- スマートリプライ
- 文章マジック
- 音声通話の録音・書き起こし
- AI天気予報
- Gemini (アプリ)
- ライブチャット
- この動画について質問する
- このPDFについて質問する
| - Pixelスクリーンショット
- Pixel Studio
- Gemini (オンデバイス)
- Gemini Nano
- マルチモーダル
- レコーダーアプリの要約
- スマートリプライ
- 文章マジック
- 音声通話の録音・書き起こし
- AI天気予報
- Gemini (アプリ)
- ライブチャット
- この動画について質問する
- このPDFについて質問する
|
ベンチマーク | - Geekbench6
- シングルスコア : 1465
- マルチスコア : 3704
- Wild Life Extreme
- スコア : 2408
- フレームレート : 14fps
- 電池増減 : -0%
- 温度増減 : +2°C
- フレームレート変化 : +8fps
- Wild Life Extreme Steress Test
- ベスト : 2398
- ロー : 1662
- 安定性 : 54%
- 電池増減 : -8%
- 温度増減 : +10°C
- フレームレート変化 : +13fps
- AnTuTu
- トータルスコア : 784154
- CPU : 321413
- GPU : 433859
- メモリ : 171247
- UX : 190968
| ー |
バッテリー | - 4,492mAh
- 通常時:24時間以上
- 超省電力:最大72時間
- 18W急速充電
| - バッテリー容量:4,300mAh
- 通常時:24時間以上
- 超省電力:最大72時間
- 18W急速充電
|
ワイヤレス充電 | - Qi
- Qi充電器:最大7.5W
- Pixel Stand 2:最大7.5W
- バッテリーシェア
| - Qi
- Qi充電器:最大7.5W
- Pixel Stand 2:最大7.5W
- バッテリーシェア
|
SIM | - デュアルSIM
- デュアルeSIM
- nanoSIM
- eSIM
| - デュアルSIM
- デュアルeSIM
- nanoSIM
- eSIM
|
5G | Sub6 | Sub6 |
Wi-Fi | - Wi-Fi 6E
- 802.11 a/b/g/n/ac/ax
| - Wi-Fi 6E
- 802.11 a/b/g/n/ac/ax
|
Bluetooth | 5.3 および デュアルアンテナ | 5.3 |
FeliCa | ◯ | ◯ |
防水・防じん | IP67 | IP67 |
USB | 3.2 Gen 2 | 3.2 Gen 2 |
セキュリティ | | |
センサー | - 近接センサー
- 周囲光センサー
- 加速度計
- ジャイロメーター
- 磁力計
- 気圧計
- UWB
- 体温センサー
| - 近接センサー
- 周囲光センサー
- 加速度計
- ジャイロメーター
- 磁力計
- 気圧計
- UWB
- 体温センサー
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位置情報 | - GPS
- GLONASS
- Galileo
- みちびき
- BeiDou
- デュアルバンドGNSS
- NavIC
| - GPS
- GLONASS
- Galileo
- みちびき
- BeiDou
- デュアルバンドGNSS
- NavIC
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アップデート保証 | - 7年間のセキュリティアップデート
- 7年間のOSアップデート
- 7年間のFeature Drop
| - 5年間のセキュリティアップデート
- 3年間のOSアップデート
- Feature Drop保証
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同梱品 | - USB-C 電源アダプター
- 1m USB-C ケーブル(USB 2.0)
- クイックスタートガイド
- クイックスイッチアダプター
- SIMツール
| - USB-C 電源アダプター
- 1m USB-C ケーブル(USB 2.0)
- クイックスタートガイド
- クイックスイッチアダプター
- SIMツール
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デザイン
特徴的なカメラバーを背面に備えたGoogle Pixelらしいデザインに変わりはありません。
ただし、本体の形状が大きく変わりました。
角の丸みがかなり大きくなったことで、手になじみやすく幅72.7mmの本体も片手で操作しやすく改善されています。
本体の仕上げは背面とフレームがマット仕様に変更されました。また、素材は3D複合素材カバーガラスと合金製フレームの組み合わせからシンプルなガラスと軽量なアルミニウムに変更されています。重さも5.5g軽量化されています。
カラーはAloe、Bay、Porcelain、Obsidianの4色。Aloeは数量限定色です。
ディスプレイ
Pixel 8aのディスプレイは、上位機種と同じActuaブランドで直射日光下でも画面が見やすい明るさが特徴です。
Googleの説明によると、Pixel 7aに比べて40%も明るくなったとのこと。
リフレッシュレートも最大90Hzから最大120Hzに向上したことで、Pixel Aシリーズとしても最もなめらかに動作するディスプレイになりました。
カメラ
カメラはPixel 7aで大幅にアップグレードされたカメラと同じ性能です。以下はPixel 8aで撮影した作例です。
大きく進化したのはGoogle AIを活用したカメラ機能です。
誰かがよそ見したり目を閉じても撮影後に表情を交換できる「ベストテイク」、画面を数回タップするだけで写真から不要なものを削除したり、拡大・縮小できる「編集マジック」、動画の騒音を消して聴きたい音だけを残せる「音声消しゴムマジック」に対応しています。
Google AI
動画でも画像でも気になるものを丸で囲うだけで検索できる「かこって検索」や困った時にAIにアイデアがもらえるGeminiアプリなど、Google AIを活用した機能には両機種とも対応しています。
ほかにもGoogleアシスタントが電話に出る前に相手の名前と用件を確認できる通話スクリーニング、保留になった時にGoogleアシスタントに待機させて保留が終わったら知らせてくれる代わりに待ってて、クリア音声通話も利用できます。
今後追加される機能として通話を盛り上げられる音声絵文字に対応する予定です。
音声絵文字は通話中の画面で絵文字をタップして音、視覚効果で通話相手に反応を送れる機能で、例えば、褒めるために拍手の絵文字を送ったり、笑った絵文字を送るといったリアクションを絵文字で取ることができます。
電池持ちとバッテリー
スマートフォンの電池持ちはバッテリー容量と消費電力で決まります。
バッテリー容量は4,300mAhから4,492mAhまで増量していますが、ディスプレイのリフレッシュレートが最大90Hzから120Hzに向上したことにより、スムーズディスプレイをオンにした状態では消費電力が上がります。
電池持ちを優先したい場合は、設定画面からスムーズディスプレイをオフにしましょう。
なお、バッテリーの充電はどちらも18Wの急速充電と最大7.5Wのワイヤレス充電に対応しています。
他にも18Wの急速充電と最大7.5Wのワイヤレス充電に対応しています。
7年間のアップデート保証
Google Tensor G3を搭載したPixel 8aはOSアップデート、セキュリティアップデート、機能追加のFeature Dropアップデートが7年間保証されているため長期利用が可能です。
ちなみに、Pixel 7aのアップデート保証はOSアップデートが3年間、セキュリティアップデートが5年間と案内されています。
Google Tensor G3
Pixel 8aのGoogle Tensor G3は、Pixel 7aのTensor G2に比べて、CPUが最大15%、GPUが最大25%向上しています。
特に大きく改善されたのは放熱性能で、Tensor G2はハイスペックゲームを30分ほどプレイすると、すぐに発熱することもありましたが、Tensor G3でそういった現象は確認できていません。
価格と容量
容量はPixel 7aが128GBのみ。Pixel 8aは256GBも選べますが、日本で256GBの発売はありません。
Googleストアの販売価格は、Pixel 7aが69,300円、Pixel 8aが72,600円です。
円安が進んでいることからPixel 8aは8万円前後になると予想していましたが、かなり良心的な価格になりました。
端末の返却を条件に負担金24円で購入できるキャリア版の価格はこちらの記事でまとめています。
まとめ:Pixel 8aがベストな選択
GoogleストアではPixel 7aが今も販売されていますが、差額が3000円程度であることを考えると、Pixel 7aをあえて購入する必要はないでしょう。
また、全体的にマイナーアップデートになっていることから、Pixel 7aから買い替える必要はないと思いますが、動作にもたつきがあるなど、動作に不満がある場合は下取りに出して買い替えてもいいかもしれません。
Pixel 8a¥ 72,600持ちやすいラウンドフォルムの新しい形状のボディに、直射日光下でも見やすい明るいActuaディスプレイを搭載。上位機種と同じ超高速・効率的なGoogle Tensor G3チップを手ごろな価格に詰め込まれています。Google AIに対応したカメラは、半開きの目をした顔などを撮影後に交換できるベストテイクや被写体を自然に消したり動かせる編集マジック、動画に収録された風の音などノイズを消すことができる音の消しゴムマジックに対応...
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